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津和野の窓。
<Tsuwano GuestHouse Project>

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窓を

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5月

津和野の窓。
#02「窓をひらく理由。」

自己紹介・想い 2022.05.01

山々や茶畑が若葉色に染まり、鯉のぼりが空を泳ぐこの日和に。

改めまして「津和野の窓。<Tsuwano GuestHouse Project>」代表の齋藤香菜子です。

「津和野にゲストハウスをつくりたい。」

はじめてそう言葉にしてから8年の月日が経ちました。

自由に旅に出ることが叶わなくなった2020年。

あれから私たちをとり巻く世界は一変しました。

こんな時勢を経験したいまだからこそ私にできることがあると決意し、このプロジェクトを立ち上げました。

今日は私自身が旅人として経験した過去を紐解きながら、いまにつながる想いをお伝えします。

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私は東京の下高井戸に生まれ、2歳から28歳までを札幌で過ごしました。

2012年、オープンより勤めたホテルの仕事を辞め、海外転出届を出し、かねてより夢だった世界一周のひとり旅に出ました。

505日間、世界24ヶ国を巡るなかで美しい古都、砂漠、氷河など見たこともない絶景に幾度も心動かされましたが、そのなかでも特に胸を打ったのは発展途上国の農村の暮らしでした。

水道もガスも電気もない村で山に水を汲みにいき、薪を拾って火を熾す。鶏に祈りを捧げ、殺め、頂く。

私たちが忘れてしまった「生きるための知恵」や「自然への畏怖」を持ちながら暮らしている人々の生きざまが本当にたくましく、美しかったからです。

帰国後は、自然の恵みがそばにある土地で旅人を迎える場所をつくりたいと思い描くようになりました。

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津和野には、忘れかけた大切な何かを思い起こす不思議な力があると思っています。

森のにおい、清らかな湧き水、鳥や虫の鳴く声、静寂と、ゆっくり流れる時間。

昔ながらの暮らしと、挨拶する子供たち。

澄んだ夜空には、天の川。

現代社会で失いつつあるもの、人の生きる根源なるものの尊さを感じながら暮らしています。

may_tsuwano_img1 may_tsuwano_img2

こんな時勢を経験したいまこそ「旅の素晴らしさ」をもう一度みなさんに感じて欲しい。

五感で見て触れて感じて、感動したり、安らいだりしながら思いきり深呼吸して欲しい。

都会での暮らしに疲れて孤独や不安、心の湿り気を感じる人に「心の空気の入れ替え=窓」となれる宿をつくりたい。

そう強く思いました。

これまでの人生や旅のなかで与えてもらった数えきれないほどの優しさや愛を、今度は私がこの場所でみなさんへと紡いでいきます。

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津和野の窓。
#02「窓をひらく理由。」

自己紹介・想い 2022.05.01

山々や茶畑が若葉色に染まり、鯉のぼりが空を泳ぐこの日和に。

改めまして「津和野の窓。<Tsuwano GuestHouse Project>」代表の齋藤香菜子です。

「津和野にゲストハウスをつくりたい。」

はじめてそう言葉にしてから8年の月日が経ちました。

自由に旅に出ることが叶わなくなった2020年。

あれから私たちをとり巻く世界は一変しました。

こんな時勢を経験したいまだからこそ私にできることがあると決意し、このプロジェクトを立ち上げました。

今日は私自身が旅人として経験した過去を紐解きながら、いまにつながる想いをお伝えします。

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私は東京の下高井戸に生まれ、2歳から28歳までを札幌で過ごしました。

2012年、オープンより勤めたホテルの仕事を辞め、海外転出届を出し、かねてより夢だった世界一周のひとり旅に出ました。

505日間、世界24ヶ国を巡るなかで美しい古都、砂漠、氷河など見たこともない絶景に幾度も心動かされましたが、そのなかでも特に胸を打ったのは発展途上国の農村の暮らしでした。

水道もガスも電気もない村で山に水を汲みにいき、薪を拾って火を熾す。鶏に祈りを捧げ、殺め、頂く。

私たちが忘れてしまった「生きるための知恵」や「自然への畏怖」を持ちながら暮らしている人々の生きざまが本当にたくましく、美しかったからです。

帰国後は、自然の恵みがそばにある土地で旅人を迎える場所をつくりたいと思い描くようになりました。

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津和野には、忘れかけた大切な何かを思い起こす不思議な力があると思っています。

森のにおい、清らかな湧き水、鳥や虫の鳴く声、静寂と、ゆっくり流れる時間。

昔ながらの暮らしと、挨拶する子供たち。

澄んだ夜空には、天の川。

現代社会で失いつつあるもの、人の生きる根源なるものの尊さを感じながら暮らしています。

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こんな時勢を経験したいまこそ「旅の素晴らしさ」をもう一度みなさんに感じて欲しい。

五感で見て触れて感じて、感動したり、安らいだりしながら思いきり深呼吸して欲しい。

都会での暮らしに疲れて孤独や不安、心の湿り気を感じる人に「心の空気の入れ替え=窓」となれる宿をつくりたい。

そう強く思いました。

これまでの人生や旅のなかで与えてもらった数えきれないほどの優しさや愛を、今度は私がこの場所でみなさんへと紡いでいきます。

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窓のナカを

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2022年度のOPENまでの軌跡を、じっくりと。

毎月1回、月のはじめに更新。

窓、すこしずつひらいてゆきます。